マインド六畳一間
いやホンマに自分でもなにを言うてるかわからへんのやけど、わりと真面目に一人では抱えきれへんことが起こってしもた。
流石にそろそろ外に出なアカンなと思って。暑なってきたし久しぶりに半袖のシャツ着よかと思ってワードローブを漁ってたんよ。チンピラシャツ着ようと思ってな。服の数のわりにちっちゃいからさ、ワードローブが。なんかIKEAのやつやねんけど、あらかじめ部屋にあった家主が買ったやつやから「IKEAにこんなダサいワードローブあるんですか!?」みたいなやつ。いやホンマ、シンプルなんじゃなくて素人の工作みたいなやつやねんけど、まあ今はその話はええわ。
なんの話してたっけ? そう、そのダサいワードローブに手ぇ突っ込んでたらさ、急に手を掴まれたわけ。その中で。そんなんホラーやん? でも咄嗟に声って出えへんもんなんやね。ビビりたおしたままとりあえずその手を引っ張ってみたわけよ。今から思えばアレは映画なら死んどるムーブやったわ。ほんで引っ張ってみて、そしたら皮手袋した手がぬうっと出てきて、そのまま腕と肩が出てきて、最終的にルーク・ハントが出てきてん。
目があった瞬間に言うたわ。いやうち六畳一間しかあらへんから帰って! って。
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