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日記とか小ネタとか感想とか

  

2022年6月の投稿35件]3ページ目)

2022年6月15日 この範囲をold → newで読む この範囲をファイルに出力する

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お気に召すまま

 国という特別な存在である貴方に少しでも近付こうと私は偽りで身を固め、全てお見通しであるはずの貴方もこの歪んだ喜劇の舞台に立った。蕩けてしまいそうなくらい優しい愛の言葉に涙を流す私を、貴方は今日も甘やかす。「As you like it」ペリドットの輝きが、私を捕らえて離さない。

アーサー・カークランド / 140316

#[140字SS] #APH #女主

140字SS

<189文字>


『惚れ直した?』

 ノブナガが私に隠し事をしていることぐらい、とっくの昔に気付いていた。私を羽交い締めにする男の顎に肘鉄を食らわせそのまま一気に背負い投げる。目の前で唖然とした表情を浮かべる彼を一瞥してから男の持っていた銃で背後の男をぶち抜いてウィンク。私にだって秘密はあるわ。どう、惚れ直した?

ノブナガ / 140316

#[140字SS] #[H×H] #女主

140字SS

<191文字>


「おいていかないで」

 久し振りにマチと出会ったのはある雨の夜だった。僕を見て不快そうに顔を歪めた彼女は黙って僕の横を通り過ぎて行く。そういえば最後に彼女の姿を見たときも、こんな風に雨が降っていた。まだ子供だった彼女の震える声を雨音のせいにして逃げたのは僕。最初で最後の彼女の願いを、雨に流したのは僕だ。

マチ / 140316

#[140字SS] #[H×H] #男主

140字SS

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一緒にいた影響

 朝目を覚ます度に隣にあるはずのない温もりを探してはそんな自分に嫌気が差す。家具の配置も生活リズムも、食べるものや観る映画の種類だって私はもうシャルに染まっていたのに。今更何も知らない自分を思い出すなんて無理な話だ。眩しい金色が消えてしまった私の世界は、ひどく殺風景で味気ない。

シャルナーク / 140316

#[140字SS] #[H×H] #女主

140字SS

<199文字>


できるなら苦労はしない

 「もー!丈さんT大卒なんでしょ?これぐらいのこと私に頼らずやりなよ!」そう言って頬を膨らませる少女の頭を軽く小突くと、容赦無く足を踏まれる。俺だってこれぐらいのこと一瞬でできる。でもこうでもしないとお前に会えないだろう。そろそろ気付いてくれないか。俺の弱点はお前だけだという事に。

枇々木丈 / 140316

#[140字SS] #ガッチャマンクラウズ #女主

140字SS

<202文字>


どんな言葉よりも

 「早くいい男見つけなさいよ」会う度にそうは言うけれど、私の一番はずっと昔からネイサンだった。敏いあなたがそれに気付いていない訳が無いのに、親友という立場に甘えて私は常にその一番近くにいた。どんな言葉よりも優しいあなたの温もり。その温もりに包まれて、今日も私はあなたに嘘を吐く。

ネイサン・シーモア / 130316

#[140字SS] #[TIGER&BUNNY] #女主

140字SS

<190文字>


本当、だったり

 不機嫌そうな顔をでこちらを睨み付けてくる目の前の男に、私は本日何度目か分からない溜息を吐く。「何?」「...」「もう行くよ?」「また新しい男と寝たって本当か?」「本当、だったり」したらどうする?そう続けようとすると膨れ上がる殺気。本当だよ?あんたがその不機嫌の理由に気付くまでは。

フィンクス / 140313

#[140字SS] #[H×H] #女主

140字SS

<188文字>


一番厄介な存在

 「また喧嘩したの?」「今回は相手が悪い」パクノダの白い手から包帯を奪い取ると、彼女は困ったように眉を寄せた。アイツらが悪いんだ。歳の割に発育の良いこいつをあんな目で見るから。俺が悪いんだ。惚れた女も守れぬほど弱いから。パクが悪いんだ。秘密を守る為には触れ合うことも許されないから。

パクノダ / 140313

#[140字SS] #[H×H] #男主

140字SS

<193文字>


それは寒い夜だった

 「星いっぱいだね」「あんまりキョロキョロすると落ちるぞ」廃墟と化した屋敷の屋根の上で二人分の白い息を見つめる。痛いほどに冷たい顔とは対象的に、ウヴォーの逞しい腕の中に包まれた身体はポカポカと暖かい。「ウヴォー温かいね」そう言って見上げた先には照れたような笑顔。それは寒い夜だった。

ウヴォーギン / 140313

#[140字SS] #[H×H] #女主

140字SS

<190文字>


最初からやり直したい

 だから言ってるじゃん入学式の日から。自転車競技部で一番男前なのは田所くんだって。あの鍛えあげられた身体!私は昔のぽっちゃりしてた時も好きだったけど。それにあれだけ美味しそうに食べてくれたらホント私何でも料理、」「してくれんのか?」振り返ると噂の張本人。ちょっと待って、この出会い、

田所迅 / 140313

#[140字SS] #弱虫ペダル #女主

140字SS


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